『里親』って、 どんな制度?
さまざまな理由から、家庭での養育が困難な子どもや家庭を失った子どもを自分の家庭に引き取って、親の代わりに育てることを「里親養育」といいます。
里親のもとで育つ子どもたちは、家庭で食卓を囲む時間などを通じてこれまで経験できなかった家庭の温かさを知り、深い愛情に包まれて立派な大人へと成長していきます。
保護者のいない子どもや保護者が養育することが適当でない子どもを養育します。(18歳未満の子どもが対象)
期間は短期の場合もあれば、長期の場合もあります。
通常「里親」というと、養育里親のことを指します。
*自治体によっては、「ボランティア里親」「ショートステイ里親」「ふれあい里親」と言うこともあります
養育里親に含まれ、虐待経験や非行の問題、障害があるなど、専門的な援助を必要とする子どもを養育します。
3年以上の里親としての養育経験と専門里親研修が必要です。
子どもを養子とすることを希望する里親で、期間は縁組が成立するまでの間です。実親と里親の希望が合えば「特別養子縁組」とすることもできますが、子どもの年齢や里親の年齢等に制限があります。
※(特別)養子縁組は里親でなくても可能です。
親の長期入院や、拘禁、行方不明、死亡した場合など、親が子どもを養育できなくなった場合に、子どもの直系3親等以内の親族が養育し、児童相談所が認めれば親族里親となることができます。
子どもの生活費として毎月5万4千円が支給されます。
《 3親等以内の例 》
子どもたち同士の関わりや子どもたちの自主性を尊重しながら、生活習慣をはじめ、人間性や社会性を身につける場所です。
子どもの住居に養育者として里親も同居し、最大6名の子どもを受け入れることができます。
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